設計サービス

カスタムクロックツリー設計。

Chipchainはカスタムクロックツリーの設計能力を備えており、お客様のプロジェクトに合わせてこのサービスを提供できます。パイプラインと規則的なアレイの構造に合わせてクロック分配を設計し、クロック電力、スキュー、タイミングをあわせて最適化します。

対象範囲
クロック構造、クロックバッファー、クロック配線、スキューとジッターのバジェット
適した対象
パイプライン化されたデータパス、MACアレイ、メニーコア演算ブロック
組み合わせ
カスタムセル、マルチビットレジスター、手作業ネットリスト、手動配置配線
検証
スキューとジッターの解析、スタティックタイミング解析、クロック電力解析

カスタムクロックツリーの役割

クロックとデータパスをあわせて設計します。

  1. 構造

    パイプラインとアレイに合わせてクロックのトランクとブランチを計画し、配置と整合させます。

  2. クロック電力の低減

    マルチビットレジスターは、一つのクロックピンと内部クロックインバーターを複数ビットで共有します。ツリーが駆動するシンクが減り、クロック負荷とスイッチング電力が下がります。

  3. スキューとジッター

    規則的な構造上の対称配線でクロックスキューを制御し、短く整合のとれたバッファー段によって、ツリーが加えるジッターを抑えます。

  4. セットアップとホールドのバランス

    データフローの方向に合わせてクロックを配置し、セットアップパスとホールドパスのバランスをとります。

  5. 多相クロック

    ラッチベースの設計では三相ノンオーバーラップクロックを使用できます。ラッチによりステージ間のタイムボロイングが可能になり、ノンオーバーラップによってホールドタイムを満たしやすくなります。

  6. 自動フローとの統合

    カスタムブロックはクロックインターフェースとモデルをトップレベルに提供し、トップレベルではツールによるクロックツリー合成を維持します。

クロックツリーのフロー

クロック要件からサインオフまでの六つのステップ。

  1. 要件

    周波数、電圧、スキューとジッターのバジェット、クロック電力の目標。

  2. 構造

    クロック構造と順序セルを選定し、トランクとブランチを計画します。

  3. バッファーと配線

    クロックバッファーを配置し、ルールに沿ってクロック配線を完了します。

  4. 抽出とシミュレーション

    寄生抽出と、スキュー、ジッター、クロック電力のシミュレーション。

  5. タイミング解析

    各コーナーにわたるスタティックタイミング解析と、その反復。

  6. サインオフと統合

    クロックインターフェースとモデルをトップレベルに納め、サインオフを完了します。

カスタムクロックツリーに関するご質問

カスタムクロックツリーは、ツールで生成するものとどう違いますか?

ツールのクロックツリー合成(CTS)は、制御ロジックやインターフェースのような不規則なロジックに適しています。カスタムクロックツリーは、パイプラインや規則的なアレイの構造に合わせて設計し、電力、スキュー、タイミングのバランスを高めます。

カスタムクロックツリーに適したブロックはどれですか?

パイプライン化されたデータパスやMACアレイなど、レジスターが多く、構造が規則的で、スイッチング率の高いブロックです。レジスターが多いほど、効果は大きくなります。

自動フローと組み合わせられますか?

はい。カスタムブロックはクロックインターフェースとモデルをトップレベルに提供し、トップレベルではツールによるクロックツリー合成を維持します。

自社のプロジェクト向けにカスタムクロックツリーを設計できますか?

はい。単独でも、手作業ネットリストや手動配置配線とあわせても承ります。

カスタムクロックツリーが必要ですか?

ブロックの構造、目標周波数、目標プロセス、クロック電力の目標をお送りください。折り返しご連絡します。